11.10.2011

辻井伸行ピアノリサイタル

辻井伸行さんと言えば、2009年にVan Cliburn International Piano Competitionで
日本人初の優勝ということで記憶に新しいと思います。

カーネギーホールからのお知らせで前々からぜひ生演奏を
聴いてみたいと思っていた辻井伸行さんの独奏会があるのを知り
これは行かねばっとTAPPOと出かけてきました。
演奏曲はベートーベンのソナタ「テンペスト」、リストの「ため息」などのほか
アンコール曲の「それでも、生きていく」を含め8曲を演奏してくれました。




演奏を聴いた感想はピアノが彼の体の一部になっているかのように
音が一体化していました。
目を閉じて聴いているとひき込まれていく感じでとても心地よい。
ご本人は音楽にはバリアがないからと言っているが、
そのレベルをはるかに超えているほど素晴らしかったです。
盲目ということを忘れてしまいます。
それにしても音が切れてからの次の出だしの指の位置は
どういうふうに確認しているのだろうか?
体が覚えてしまっているのでしょうか?
すごいっ!

会場からは拍手喝采で「ブラボー」の声も上がり、幕を閉じました。


今年4月からアメリカ各地で精力的にコンサートを開いているようですね。
ピアノの素晴らしさだけではなく、彼の生き方からパワーをもらった
夜となりました。

聴けて本当によかったです。

そうそう、彼の2歳7ヶ月のおもちゃのピアノで弾く様子を
Youtubeで見たんですが
これはすごい。
2歳7ヶ月にして天才としか言いようがない。

6 件のコメント:

kaoru さんのコメント...

辻井さんのご実家がうちのすぐ近所なの。
ご実家は開業医さんだから、10年ほど前に診てもらった事があってね。

あの時、待合室で待っている時に、かすかに聞こえてきたピアノの音色はもしかして・・・。
今でも、記憶に残っているくらいにとても美しいピアノの音色でした。

ひいみ さんのコメント...

>kaoruちゃん、
へぇ~そうなんだぁ~、実家のご近所さんなんだぁ。
そうだよね、お父さんは開業医さんだもんね。
Youtubeで2歳7ヶ月のおもちゃのピアノを演奏してるのを見たらまじでびっくりするよ。
これが2歳7ヶ月の子かってね。
今はアメリカ中を公演ツアーしてまわってるみたい。
あまり聞かないような都市もまわってて、こらからもっと彼はすごくなると思うなぁ。
頑張って欲しい。

kaoru さんのコメント...

うん。うん。
その映像はコンテストで優勝した頃にもこちらでたくさん放送されていたから見たことあるわ。本当にすごいよね。
小さい頃からずっと寄り添っているお母様のお話も感動だった記憶があるよ。

カーネギーホールでの演奏もアンコールの「それでも、生きていく」は涙、涙の演奏だったんだね。

ひいみ さんのコメント...

>kaoruちゃん、
あれ、本当にすごいよね。
なんか入ってるとしか思えないくらいすごいと思う。
弾き終わったあとにおもちゃのピアノをたたいてめちゃくちゃ喜ぶんだよね~。
お母さんもいつもシャキっとした感じのイメージがあるけど・・・
アンコール曲は3曲もやってくれ、拍手が鳴り止まなかったよ。

momo さんのコメント...

辻井さん、コンクールの直前に電話インタビューしたことあるんだよー。
コンクールの模様をインターネットで中継することになったプロダクションの人たちが、おそらく最初から有力候補だったんだろうけど、どうしてもお母さんと本人と話したいってことで。
現地での取材許可を直接電話で確認してくれ、とかだったかな。

通訳となると超ヘタレなあたしなので、某サルサダンサーK女史に頼もうとしたんだけど、あっさり多忙につき断られた記憶が……(笑)

いいな〜、本当に素敵なコンサートだったんだね。
小さい頃の映像、今度教えて。

ひいみ さんのコメント...

>momoちゃん、

ほんとよかったよ、コンサート。
彼の出す音はとっても澄んでて、心が洗われるとはこのことかと思うくらい。
プロダクションの人ってこっちの人?
momoちゃん、通訳はヘタレなの? そうは思えないけど・・・ 
そっか、サルサダンサーK女史には断られたんだぁ。(笑)サルサダンサー、定着しそうだね。
ってもう定着してるって?(爆)